留学が決まるまで私が「留学しよう!」と決意したのは、修士課程2年目に入ったころでした。つまり、決意したのがやや遅かったというわけです。2年目というと、修士論文に追われてただでさえ忙しいのに、留学するための準備でさらに忙しい毎日を送ることになってしまいました。特に夏休みをすぎたあたりからは論文の執筆に時間を取られ、TOEFLの勉強もなかなかできずフラストレーションは高まるばかり... 結局、大学院に願書を送ることができたのは12月末。締切り直前となってしまいました。アメリカの大学院にアプライする場合、できるだけ早く応募したほうがいいというのは知っていたのですが、とにかく時間が足りなくて結局すべりこみの応募。ただでさえTOEFLの点数が十分でないのに、こんなにぎりぎりじゃ、受かる可能性がさらに低くなる...と不安になっても後の祭り。 とりあえずアプライできたから、とまた修論に取り掛かりはじめると、アメリカの大学から「TOEFLのスコアが届かない」という連絡が...。ちゃんとそれぞれの大学の学部を指定して、スコアを送るように手続きしたのですよ。あー、恐れていたことが起こった、とあっちこっちに電話をしてスコア送付の再手配。ほんとにこの頃はストレスがたまりました。 私が合格通知を受け取ったのは確か3月始め? 3つの大学院にアプライして、その中の1つの大学院から合格通知をいただきました。感謝!感謝! 大学の先生からは「全部落ちるかもしれないよ」と言われていたし、私自身もうだめかも、と思っていたので本当にうれしかったです。ここぞ、という時だけは運の良い私。 こうして私の大学院留学が決定しました。 |